どうも、キトテンです
至高の名作「星の王子さま」を紹介します!
世界中で長い間愛されるこの作品
私も何度読んでも何度読んでも
読むたびに感動する作品です
あぁ〜もう本当に尊い
是非とも読んでいただきたい!
この素晴らしい作品を皆さんと共有したいのでブログを書くことにしました!
それではいってみよう!
ネタバレを含みますので
まだ読んでない方は原作を読んでから
戻ってきてね
あらすじ
登場人物はほぼふたり
主人公 パイロット
星の王子さまです
ざっとあらすじを紹介すると
王子さまが自分の住んでいる小さい星のバラと喧嘩してしまい
星を飛び出していろんな星をまわる
地球にたどりついた
パイロットはある時砂漠に不時着した
飛行機をなおしていると王子さまと出会う
一緒に砂漠に井戸を探す
王子さまが星に帰る
といった話です
では私の好きなところを紹介していきます!
特別な水
ふたりで砂漠に水を探して歩いていた
そしてやっと井戸を見つけました
-こんな水が飲みたかったんだ。
と、王子さまは言いました。
――その水、ボクに飲ませてよ…
ぼくは、王子さまが何を探していたかがわかりました。
ぼくは、桶を、王子さまの唇のところまで運んでやりました。王子さまは、目をつぶって水を飲みました。なんだか祭りの日のように楽しくなってきました。
その水はただの水ではありませんでした。
星の下を長いあいだ歩き、滑車をすべらせ、ぼくの腕を使って汲み上げた水でした。
それは、まるで素敵なプレゼントのように、王子さまのハートの栄養にもなったのです。
ぼくが子どもの頃、クリスマスになると、
クリスマス・ツリーにイルミネーションを飾り、真夜中になるとミサの音楽を聞き、
両親や兄弟たちの優しい微笑みに囲まれて、うれしい時間を過ごしました。
そんなときにもらったプレゼントは、とっても光り輝いていたものですが、いま王子さまが飲んでいる水も、そんなプレゼントに似てキラキラ輝いていたのです。
地球の人間たちって、
と、王子さまが言いました。
——同じ庭に、何千本もバラを育ててるけど、それでも自分が探しているものを見つけることができない・・・・。
「たしかにそうだね……」
――たった一輪のバラを大切にすれば、探しているものが見つかるかもしれないのにね。水をゆっくり味わって飲んでも、見つかるかもしれない。
「そうだね」
それから、王子さまは、こうつけ加えました。
-目で見ても、大切なものは見えないよ。
ハートで見なくちゃ。
ぼくも、水を飲みました。なんだか呼吸するのが楽になったようでした。
朝日が昇り、砂漠は蜂蜜色に輝き始めました。それを見て、ぼくはとても幸せな気分になりました。もともと何も心配する必要などなかったのです。
特別なプレゼント
本当に大切なものは、目に見えないんだよ。
「そうだね……」
-花だってそうさ。たとえば、キミが、ある星に咲いている花を好きだったとする。そうすると、キミは、夜になって、空を眺めるととても幸せになるんだ。
だって、全部の星に花が咲いているように感じられるからね。
「たしかに……」
——水だってそうさ。キミが、ボクに飲ませてくれた水は、まるで音楽みたいだった。滑車とロープを使って音を立てながら汲んでくれたからね……。おぼえてる?
とてもおいしかったよ。
「そうだね……」
夜になったら、星を眺めてほしいんだ。ボクの星はすごくちっちゃいので、どこにあるのか教えてあげることはできない。でも、そのほうがいいんだ。ボクの星は、空にある星のうちのどれかひとつ、ということになるからね。つまり、キミは、全部の星を眺めるのが好きになるんだ……。全部の星がキミの友だちだってことさ。
そうだ、キミにプレゼントをあげよう。
そう言って、王子さまは笑いました。
どの星も、自分から何かを言うわけではないよね。
そして、キミは、他の誰とも違った関係を星と結ぶんだ。
「どういうこと?」
キミが夜空にまたたく星を見るとき、ボクがそれらの星のうちのひとつに住んでいて、そこで笑っているから、キミには、全部の星が笑っているように見えるはずだよ。
つまり、キミにとって、星っていうのは、何よりもまず、笑う存在だっていうことになる……。
そう言って、王子さまはすごくうれしそうに笑いました。
そうやってなぐさめられると――
だって、人はかならずなぐさめられるか
らね、キミは、ボクと知り合ってよかったと思うはずだよ。
キミは、いつまでもボクの友だちなんだ。
もし、ボクといっしょに笑いたくなったら、窓を開けて、空を眺めるだけでいい。
でも、キミの友だちは、キミがそうやって空を見ながら一人で笑っているのを見て、きっとヘンなヤツだと思うだろうなあ……。
そしたら、キミは、友だちにこう言うんだ。
「そうだよ。ぼくは星を見ると楽しくて仕方がないんだ」
そうすると、友だちは、君の頭がおかしくなったと思うだろう。
キミは、ボクのいたずらにすっかりはまったことになる。
そう言って、王子さまは、また楽しそうに笑いました。
―ボクは、キミに、星の代わりに、笑うような音を立てるたくさんの鈴をあげたようなものだね。
王子さまは、またうれしそうに笑いました。
本当に大切なもの
この砂漠のどこかに井戸があると思ったら砂漠が美しく思えない?
この星空のどこかに大切な人がいると思ったら星空が美しく思えない?
本当に大切なものは目には見えないのだから
ハートでみなくちゃ
星も砂漠もそれを美しくしているのは目には見えないものだから
感想
どうですか?
素晴らしい
尊い
本を読んで鳥肌が立ちましたよ
普段当たり前のように飲んでいるただの水
飲んでいる水は同じだが物語があるならそれは特別なものになる
誰がみても同じ星空も誰かとの思い出がそれを特別なものにする
そんな思い出を誰かと作れたらなんて美しいのだろうか
誰かの特別な存在になりたいと思いました
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