空を夢見た男達の物語「夜間飛行」サン=テグジュペリ著

文学

どうも!キトテンです!

飛行機が空を飛ぶのが当たり前になった現在

当たり前になる前には数々の苦労があった

冷静になって考えてみてくださいよ!

夜の暗闇の空を飛行するなんて怖すぎませんか?

自分が今どこにいるのか?

周りに何があるのか?

無線が途絶えてしまったら?

嵐が来たら?

機材トラブルが起きたら?

もう不安しかないよ・・・

不安まみれの中、飛行機で荷物を運ぶビジネスをやっている男達の苦悩のお話です!

今回は私が印象に残ったところをピックアップしていきます!

それではいってみよう!

人それぞれの人生

補給のために立ち寄ったある村の人々を見てパイロットが思った

命懸けで仕事をしている自分と

こんな田舎の村で家族をもって幸せそうに暮らしている人たちを

比べて思った

人は一度何かを選びとってしまいさえすれば

自己の人生の偶然性に満ち足りて、それを愛すことができる
偶然は愛のように人を束縛する

自分の仕事は素晴らしく、この村の人よりも立派なことをやっているんだ

というマウントをとりながらも自分も飛行機に束縛されているのでは?と葛藤している

パイロットが描かれます

そりゃねえ、いつ死ぬかもわからない本当に一寸先は闇の中を飛行しているんだから

自分で自分を奮い立たせないと頭おかしくなるよね・・・

人それぞれの人生、どう生きるのがいいんだろうね

老いるとは?

物語の航空会社の社長リヴィエールの言葉

行動あるのみの毎日にもはや生きがいを感じないのならそれは老いたということである

命懸けで空を飛んでいる部下達を指揮するというのはとてつもない覚悟だろうね

行動し続けて動いて動いて動いて・・・

夢中になれるものにも生きがいを感じなくなることが老いということなのかもしれないね

超スパルタパワハラ教育

現在では考えられないくらい厳しい

少しのミスが命取りになるので

ミスをした者は即刻クビ!!!!

どんなベテランだろうとクビ!!!!

あまりにも厳しいがリヴィエールはこう言うのだ

決まりという不条理なものが人を鍛える

きびし〜

絶対にミスできないね

そして上司の立場にあるものは部下を決して褒めてはいけない

部下を慈しめ だがそれを口にだすな

ミスのないように仕事をこなすために徹底してるよね

人間の幸福が、自由の中にあるのではなく、責務を引き受けるなかにあるという逆説

くぅ〜そこにシビれるあこがれるぅ〜

仕事をこなして偉大なプロジェクトの中にいるという幸せを感じろ

現在の一般的な考え方とは全く違うところが面白いよね

いつも何かを求めている人へ

飛行機事故が起こってしまった時、リヴィエールは思う

ひとの生に価値がないとしてみよう、われわれはいつも、それ以上に価値の高いなにかがあるようにふるまっているのだから…。だが、その何かとは何なのか?

命をかけてまで挑むプロジェクトって一体なんだ

人の命の犠牲の上にある成功って価値があるのか

人の生よりも価値があるものってあるのか?

今の自分を振り返ってみて、ハッ!とさせられたね

生きてるって素晴らしい

生きてるだけで儲けもんじゃないか

そんなことに気づかされました

まとめ

違う時代を生きている人の考え方はとても新鮮

今と昔はこんなにも違うのかと

その中でも今を生きる上で色々と考えさせられるいい小説でした!

作者 サン=テグジュペリ

最後にサン=テグジュペリ氏は実際にパイロットをやっていました

フランスの飛行機のパイロットをしていたそうです

実際に乗っていた人が書いているのでとてもリアルに臨場感ある書き方で面白かったです

私のとても好きな作者の一人です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました